福祉

障害者手帳の取得を悩む人がいる理由について考えてみた

こんにちは、nono(@nn00km)です。

先日、こんな記事を読みました。

http://www.2kaime.com/entry/tetyousyutoku

社会福祉士の資格をもつよしこさんが書かれたものです。
障害を診断された方へ向けて、「障害者手帳取得のメリットとデメリット」がまとめられています。

ちょうど、障がい者の定義について学んでいたところだったため、なんてタイムリーな記事だ!と読んでいたのですが、読み進める中で気付きがあったのでシェアしたいと思います。

そもそも、障害者手帳とは何か?

障害者手帳とは、障害のある人が取得することができる手帳のことです。
障害者手帳を取得することで、障害の種類や程度に応じて様々な福祉サービスを受けることができます。
一般に身体障害者手帳、療育手帳と精神障害者保健福祉手帳の総称のことを障害者手帳と言います。
▶引用:障害者手帳とは?種類ごとの申請方法と受けられるサービスを一挙にご紹介-LITALICO発達ナビ

「障害者手帳」を持っていることが「障がい者」であることの証明となり、様々な福祉サービスを受けることができます。

「身体障害者」の場合、法律にも「身体障害者手帳」を持っていることが条件に含まれています。

つまり、極端な話ですが、身体が不自由であったとしても、「身体障害者手帳」をもっていなければ、法律上は「身体障害者」と認められずそれに関する福祉サービスを受けることができないのです。

私は授業でこの話を聞いた時、「法律で定められた条件に当てはまる人しか障がい者としてサービスを受けさせてもらえない。だから、その定義から外れてしまい困っている方がいるのかもしれないな」と考えました。
受けたくても受けられない人がいるんだろうな、ということに注目したのです。

障害者手帳取得を悩む理由とは

ところが、よしこさんの記事はこんな風に始まっていました。

障害を診断された方は、手帳をとるべきかとらないべきか悩んでいる人が多いと思います。
▶引用:障害者手帳取得のメリットとデメリット

障害者手帳を取得するべきかしないべきかを悩んでいる人がいる。

これはつまり、障害者手帳を取得しない、したくないという人もいるということなのでしょう。

福祉サービスを受けられるのに、あえて選ばないのはなぜだろう?

取得した方が暮らしやすくなるのでは?

その答えのヒントは、「障害者手帳をとるデメリット」のところに書かれていました。

障害者手帳を取得すると「自分は障害者」という精神的なダメージそれが一番のデメリットだと思います。
▶引用:障害者手帳取得のメリットとデメリット

この文章を読んだ時、私、気持ちに寄り添えてなかったなあって思いました。

記事の最初に「障がい者手帳を持っていることが障がい者であることの証明になる」と書きました。

逆に言えば、自分が障がい者であることを認めざるをえなくなるんですよね。

ただの自分として生きていきたいのに、「障害者手帳」があることによって、「障害をもつ自分」を意識してしまう。

周りから「障がい者」だということで距離をとられたらどうしよう。

もし私が「障害」を診断されたとしたら、きっと不安を感じます。

「あなたには障害があります」

「わかりました。じゃあ、早速障害者手帳の準備をしなきゃ」

そんな単純な話ではないですよね。

色んな葛藤があるはずです。

だからこそ、障害者手帳の取得に悩んでしまうのではないでしょうか。

どうするのかは本人の自由

結局、何が言いたいのかというと、選ぶも選ばないも本人の自由だということです。

困っている人の力になりたくて、色々な福祉サービスがでてきています。

隙間を埋めていくように、これまでなかったサービスが生まれたりもしています。

だけど、どれを選ぶのかは本人の自由であって、いくらいいサービスであっても望んでいない人に押し付けるのは違いますよね。

本人が何を望んでいるのか、どんな風に過ごしていきたいのか。

その気持ちに寄り添う気持ちを忘れないようにしたいです。

おわりに

今日は、よしこさんのブログ記事を読んで思い浮かんだことを書いてみました。

選択するのは本人の自由だけれど、困った時に助けてもらえるように、どんな場所が自分の助けとなってくれるのかくらいは知っておいてもいいのかなと思ったり。

よしこさんのブログでは、社会福祉士の仕事に関連した記事が他にもあり本当に勉強になります!

気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

http://www.2kaime.com/

とっても勉強になりました。ありがとうございました。

nono